スイスの世界遺産

スイスの世界遺産は、文化遺産、自然遺産合わせて11箇所が登録されています。
アルプスなどスイスらしさを味わえる自然遺産、中世の雰囲気をそのまま残し歴史的に貴重な文化遺産も多くあります。

魅力たっぷりの登録地

ミュスタイアの聖ヨハネ・ベネディクト会修道院 [文化遺産]
保存状態の良い希少なカロリング様式の建物として文化遺産に登録されました。祭壇の壁一面に描かれた聖書の物語とキリストの生涯を描いたフレスコ画は一見の価値ありです。
ベルン旧市街 [文化遺産]
ヨーロッパ中世の歴史的な町並みと首都として現代都市の機能を兼ね備えていることが評価され世界遺産に登録されました。歴史を感じながら街歩きが楽しめます。
ザンクト・ガレン修道院と付属図書館 [文化遺産]
中世の修道院を代表する荘厳な建築、数多くの重要な文献や美術品などが評価されて世界遺産に登録されました。建築の美しさはもちろん、貴重な蔵書15万冊を今でも読むことができます。
スイスアルプス ユングフラウ – アレッチ [自然遺産]
3大名峰アイガー・メンヒ・ユングフラウとヨーロッパ最大最長のアレッチ氷河、ヴェッターホルンやブリュームリアルプなどベルナーアルプスの山々はスイスアルプスを代表する世界遺産です。
ベリンツォーナ 3つの古城と街を囲む城壁 [文化遺産]
高台のカステルグランデを中心に町が広がり、防壁が町を守るようにモンテベッロ城まで続きます。その景観は中世期の城塞モデル、アルプスに残る貴重な中世の城塞都市として高い評価を受け世界遺産に認定されました。
ラヴォー地区の葡萄畑 [文化遺産]
対岸のモンブラン山群、レマン湖に流れ落ちるように連なるテラス状の葡萄畑、葡萄畑の間を縫うようにつくられた小道、点在する昔ながらの葡萄農家、この魔法のように美しい景色とローマ時代までさかのぼる長い歴史を誇るワイン造りが、高い評価を受けて世界遺産に認定されました。
レーティッシュ鉄道 アルブラ線/ベルニナ線と周辺の景観 [自然遺産]
長い歴史を持つスイス最大の私鉄レーティッシュ鉄道が運行するアルブラ線とベルニナ線に架かる橋は、自然を壊さずアルプスの難所を克服するために造られた鉄道技術の傑作です。アルプスの美しい自然の風景と自然を壊さずに共存する鉄道技術が評価され世界遺産となりました。